定型文貼り付けソフト『PasteHelper2』


『PasteHelper2』はクリップボード経由で定型文を貼り付けるソフト『PasteHelper』の機能拡張版です。
ダウンロードはここから


■特長
本ソフトにはPasteHelperに加え、以下のような特徴があります。
・外観のカスタマイズ機能
プラグイン処理の拡張
・外部XMLファイルの読み込み


PasteHelperの特徴は以下の通りです。
・通常の定型文貼り付け機能に加え、プラグインによりクリップボードを加工して貼付できる
 (標準のプラグイン機能はタグ処理のみです)
・設定ファイルはXMLライクに階層的なメニューを記述できる
・非常駐


■概要
起動すると、以下のようなメニューが表示します。


■カスタマイズ
概要は従来のPasteHelperと同様なので、こちらを参照してください。
ここでは追加機能に関する情報のみ、記載します。


①アイコン表示

Iconタグはアイテムの左に表示するアイコンに関する設定を行います。
Size属性はアイコンのサイズを指定します。
この属性値が0の場合、アイコンは非表示となります。
(同梱したBMPファイルアイコンを使う場合、最適値は32です)

<Icon Size=32/>


Type属性に『ItemタグのType属性』、File属性にbmpファイルを指定すると、ファイルをDataフォルダから検索し、アイコンとして表示します。


たとえば以下の一文を追加すると、Type属性がTagのアイテムのアイコンはすべてTag.bmpとなります。

<Icon Type="Tag"  File="Tag.bmp"/>


また、最上段のクリップボードアイコンを変更する場合、このType属性にClipを指定、
ポップアップアイコンを変更する場合、このType属性にPopupを指定、
テキストデータアイコンアイコンを変更する場合、このType属性にTextを指定、
アイコン未定義のアイテムに表示するアイコンを変更する場合、このType属性にUndefを指定します

<Icon Type="Clip"  File="Clip.bmp"/>
<Icon Type="Popup" File="Popup.bmp"/>
<Icon Type="Text"  File="Text.bmp"/>
<Icon Type="Undef" File="Undef.bmp"/>


②フォント

Fontタグはフォントに関する設定を行います。
Face属性は、フォント名を
Size属性は、フォントサイズ(単位:ポイント)を
Offset属性は、フォント周囲の余白を指定します。

<Font Face="Tahoma" Size=9 Offset=4/>


OffsetX属性、OffsetY属性を使って、縦横それぞれ別の余白も指定できます。


③外部ファイルのサブメニュー化

Type属性にSubmenuを指定した場合、外部に記述したXMLファイルを読み込むことが出来ます
Xml属性にファイルをDataフォルダから検索し、表示します。

<Item Type=Submenu Name="外部ファイル" Xml="submenu.xml" Accesskey=X/>

同梱したsubmenu.xmlの内容は、以下の通りです。

<?xml version="1.0" encoding="shift_jis"?>
<Item Name="サブ項目1">データ1</Item>
<Item Type=Separater></Item>
<Item Name="サブ項目2">データ2</Item>
<Item Name="サブ項目3">データ3</Item>
<Item Name="サブ項目4">データ4</Item>

このアイテムを展開すると、以下のように表示します。


④アイテム毎のアイコン設定

サンプル画像の『項目C』は通常のテキストデータですが、独自にアイコンを指定しています。
アイテムのPath属性にbmpファイルを指定すると、ファイルをDataフォルダから検索し、アイコンとして表示します。

<Item Name="項目C" Path="Tag.bmp" Accesskey=C>データC</Item>