PasteHelper2とshiftlockの連携
shiftlockでサブメニュー表示後、数字入力となってしまう問題の回避方法として、
『shiftlockのメニュー表示機能を使わず、同等のメニューを他プログラムで表示する』
という方法があります。
そこで上記のメニューをPastehelper2で表示させることにします。
この方法の場合、Pastehelper2とCancel、Openプラグインと、
ももたろさん作のExecMultiが必要です。
【shiftlock起動方法】
shiftlock.exeを以下のオプションで起動します。
オプション:\Program Files\PasteHelper\Pastehelper2.exe|/nc input.xml ※パスは場所に応じて変更。
上記の設定でshiftlockはEnter終了時にPasteHelper2を、【/nc】【input.xml】オプションで起動します。
input.xmlについては以下のものをPasteHelper2のMenus.xmlと同じ階層に置きます。
<?xml version="1.0" encoding="shift_jis"?> <Font Face="Tahoma" Size=9 Offset=8/> <Icon Size=0/> <!-- アイコンサイズ(0の場合非表示) --> <Item Type=Cancel Name="キャンセル"/> <Item Type=Separater/> <Item Type=Open Base="\Program Files\ExecMulti\execmulti.exe" Option="Copy" Name="コピー" Accesskey=1/> <Item Type=Open Base="\Program Files\ExecMulti\execmulti.exe" Option="Cut" Name="切り取り" Accesskey=2/> <Item Type=Open Base="\Program Files\ExecMulti\execmulti.exe" Option="Paste" Name="貼り付け" Accesskey=3/> <Item Type=Separater/> <Item Type=Open Base="\Program Files\ExecMulti\execmulti.exe" Option="All" Name="全て選択" Accesskey=4/> <Item Type=Open Base="\Program Files\ExecMulti\execmulti.exe" Option="Undo" Name="元に戻す" Accesskey=5/>
execmulti.iniは以下の通りです。
[Copy] sleep=100 exec=\Program Files\KeyInputEmulator_v020\KeyInputEmulator.exe|Ctrl+C [Paste] sleep=100 exec=\Program Files\KeyInputEmulator_v020\KeyInputEmulator.exe|Ctrl+V [All] sleep=100 exec=\Program Files\KeyInputEmulator_v020\KeyInputEmulator.exe|Ctrl+A [Undo] sleep=100 exec=\Program Files\KeyInputEmulator_v020\KeyInputEmulator.exe|Ctrl+Z [Cut] sleep=100 exec=\Program Files\KeyInputEmulator_v020\KeyInputEmulator.exe|Ctrl+X [EndDel] sleep=100 exec=\Program Files\KeyInputEmulator_v020\KeyInputEmulator.exe|Ctrl+Shift+End exec=\Program Files\KeyInputEmulator_v020\KeyInputEmulator.exe|Delete [HomeDel] sleep=100 exec=\Program Files\KeyInputEmulator_v020\KeyInputEmulator.exe|Ctrl+Shift+Home exec=\Program Files\KeyInputEmulator_v020\KeyInputEmulator.exe|Delete
shiftlock v0.81
・コマンドラインオプションにパスを指定した場合、Enter終了時にそのパスを起動(『|』記号でオプション区切り)
サブメニュー表示後、数字入力となってしまう問題に関しては調査中です。
※今回のv0.81では、下の記事の方法で『一応』回避可能なのでご参照ください。
PQEdit v0.51
・予測変換速度を向上。 ・コマンドラインからファイルを開けるように変更。
コマンドラインにパスを渡すことでそのファイルを開けるようにしました。
また、タイトルが動的に変わるようにしたため、二重起動防止が機能していませんでした。
ショートカットを忘れていたり、なんだか当たり前の実装を良く忘れていますね。
W-ZERO3[es]の特殊なテンキー入力に最適化していることと、今回の更新から予測を別のスレッドに処理を任せたことで劇的に(?)変換速度が向上しました。ATOKの予測変換に比べてももっさり感は少ないかと思います。
これまでの更新はATOKに比べて予測変換の速度は微妙な差で、もはや意地による実装だったので、今回の速度向上の意味は大きいです。
W-ZERO3[es]が無ければ初期の速度で満足していただろうと思うので、ある意味で感謝しないといけないような気もします……?
shiftlock v0.8
shiftlockは起動中、シフトキーをロックするソフトです。
このソフトをボタンに割り当てるとW-ZERO3メールの『選択開始』に近い挙動が可能です。
[es]のテンキー入力において、エディタが片手操作に特化してないといろいろと操作に不都合があるので作成しました。
終了時にサブメニューを表示して選択範囲をコピー、切り取りなどの操作を行えるようにしています。
詳しい操作は同梱した(適当な)マニュアルを参照してください。
PQEdit v0.5
・キーボードショートカットを追加
-Ctrl+S……保存
-Ctrl+O……開く
-Ctrl+Shift+S……別名保存
-Ctrl+Q……終了
・テキストを編集すると、タイトルバーに『*』を追記するように変更。
・縦画面のPQBox辞書が二列表示に変更
・辞書の学習機能を改善(学習しないケースを修正)
まだ試行錯誤が必要な機能もありますが、エディタの様相は見えてきました。
PasteHelper2 更新
ダウンロードはここから。
※URLが誤っていました。id:soliptさん、ご指摘ありがとうございます。(度々すいません……)
・半角『&』記号が正しく表示されないバグを修正
id:dor-bugさんの指摘を頂き、修正いたしました。ご指摘ありがとうございます。
半角数字入力への変更をソフトウェアで制御する方法を模索していますが、なかなか難しいようです……それができるとPasteHelper2のメニューショートカットにテンキーを使えるのですが。
PQEdit 予測変換解説
本ソフトはPQBoxの辞書に対応しています。
本機能を利用するには、
ここにあるような辞書と、
ここの辞書ツールで辞書を用意する必要があります。
※辞書の準備自体はPQBoxの導入に近いので、以下の記事も参考になります。
http://utayakara.spaces.live.com/blog/cns!48F5DBBEEC838903!281.entry
・テンキー入力の際、APOTの予測変換に比べて早い……ことがある気がします。(弱気)
・予測変換の候補が無い場合、自動でATOK(IME)の変換に切り替わります。
[解説:PQBox辞書を使った推測変換]
↑……通常の変換 ↓……予測変換一覧へカーソルを移動(【予測変換中】へ)
【変換候補なし】
辞書に無い文字列を入力した場合、予測変換エリアの候補一覧が空になります。
このときは通常のATOK(IME)の変換を行います。
↓……通常の変換
Enter……予測候補を確定する クリア……予測変換を中止します(【変換候補なし】へ) ↓……予測変換一覧へカーソルを移動 ←、→……次の一覧へ
↓……推測変換一覧へカーソルを移動 クリア……推測変換を中止します